電気さく(電気柵)について
電気さくとは
農地などへの野生動物の侵入を防ぐための「さく」です
イノシシ・シカ・クマ・サル・アライグマ・ハクビシンなどによる被害から作物を守ります
動物が電圧のかかっている「さく線」に触れることにより衝撃電流が流れ、強烈な電気ショックを感じます
電気さくのメリット
・資材は、簡単に設置・撤収ができるように設計されいてます
・必要な場所、必要な期間だけ設置することができます
電気さくに触れた動物は、強烈な電気ショックによりとても痛い思いをします
⇒痛い経験をした動物は学習し、近づかなくなります
また、「痛み」には慣れることが無いため、防除効果が持続します
電気さくは、「怖い」という学習をさせる「心理さく」です
電気ショックを感じるしくみ
電圧のかかっているさく線に、動物が触れた時に衝撃電流が循環し、強烈な電気ショックを感じます
*衝撃電流は、人が触れても静電気のような痛みです
*アース不良や断線などで、電気の循環が悪くなると、電気さくの効果が落ちてしまいます
衝撃電流を循環させるためには、アースはとても重要です
アース棒は正しく設置してください
アース棒の正しい設置方法について
アース不良に注意しましょう
アース不良の状態は、電気さくの効果が低減またはなくなるだけでなく、本器の故障の原因となります
時々点検をしてください
・アース棒がサビている ⇒新しいアース棒に交換してください
・アース線が断線している ⇒アース線を補修するか新しいアース棒に交換してください
・アース棒は異常がないが電圧が上がらない
⇒湿り気の多い場所にアース棒を打ち直すか、長尺タイプのアース棒に交換してください